06027-201005 司法試験受験やロースクール進学志望者が多い「LE1」の1年生が万年筆を1本選ぶなら
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後期の授業、月曜日2週目。
1・2限が大学院のゼミ、3限は1年ゼミ、4限が民法1、そして5限が「LE1」。
LE1は「Legal Expert 1」の略。司法試験、予備試験、ロースクール進学、司法書士試験、弁理士試験、公務員試験といった法律科目が重視される試験を目指す学生や論述力を付けたい学生が履修します。司法試験予備試験「民法」の過去問を使って、論述力を磨きます。 4月に入学してから一度も大学に足を踏み入れていない1年生たち。すべてオンライン授業。気の毒すぎる。5限なので、授業時間終了後もZoomをonにしておき、残った学生たちと延々雑談。いろんな質問が出て、どんどん回答。 https://flic.kr/p/2jJNxyf https://live.staticflickr.com/65535/50367488506_e06bc43e50_3k.jpg
その中の一つ、「万年筆を1本買うなら何がいいか」という質問。 万年筆は2種類。1万円以下と1万円以上。
前者はニブ(ペン先)が鉄製または合金製。
後者はニブが14金製または18金製。
学生が自分のお金で初めて買うなら前者がいいでしょう。中でも1本、選ぶとしたら?というので、LAMY「safari」。ニブのサイズはEF、F、Mの3種類のうち、起案に適しているのは「F(細字)」です。 定価は4,000円ですが、オンラインだと2,000円代で売られています。
それに、「コンバーター」を追加すると、カートリッジインクだけでなくボトルインクを使えるようになります。 https://flic.kr/p/2jJJXWJ https://live.staticflickr.com/65535/50366790098_d1de049499_3k.jpg
そしてインクは、セーラーの「青墨」と「極黒」がベストです。一般的な万年筆のインクは染料ですが、この二つは顔料なので、書いたらすぐに乾き、滲むことがなく、水に濡れても消えません。shio.iconは「青墨」(濃いめの青インクです)を常用しています。司法試験の本番では黒インク指定なので「極黒」(黒インク)に入れ替える必要がありますが、普段は「青墨」を使うことによって、印刷物の黒インクに対して自分が書いた部分を見分けやすいです。
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